不燃・準不燃木材ノンバーン

「安心」「安全」な街づくり
ノンバーンの特徴

合法国産 天然木
天然木を使用し無垢材であることが最大の特徴です。
自然の風合いやぬくもり感が五感を刺激します。
国土交通省大臣認定
国土交通省の試験を通過。
コーンカロリーメーター機測定により品質と安全性を追求しています。
有害物質を出しません
加熱時に発生する煙から有害物質を出さない安全な薬剤を使用しています。万が一の火災から大切な家族を守ります。
高い防蟻・防腐効果
ホウ酸系薬剤処理により優れた防蟻・防腐効果が期待できる為、有害性の高いシロアリ駆除剤や防腐剤の新心配が有りません。

法定で定める不燃・準不燃・難燃材料の基準

法定で定める性能及びその技術的基準は、建築材料に通常の火災による加熱が加えられた場合に、下記に揚げる3要素を満たしその耐久性により分類・認定される。

  • 燃焼しないものであること。
  • 防火上有害な変形、溶解、亀裂その他の損傷を生じないものであること。
  • 避難上、有害な煙またはガスが発生しないこと。
基準 難燃材料 準不燃材料 不燃材料
時間 5分 10分 20分
総発熱量 8MJ/平方メートル以下

・上記の認定取得には、コーンカロリーメータ機(ISO-5660準拠)が用いられる

MJ(メガジュール)とは?

発熱量をあらわす国際単位で、キロカロリーに代わるものです。1MJ(メガジュール)は、238.889キロカロリーです。

コーンカロリーメータ機による品質管理

  • 建築基準法で定められている防火材料試験に摘要されている。
  • 各種材料の燃焼パラメータ(発熱速度,発煙速度,質量減少量,CO,CO2など)を計測。

コーンカロリーメータ機の仕組みは約700℃の熱源からの放射熱により燃料から分解ガスを発生させ、そのガスに火花(イグナイター)で点火され炎となる。炎はモノではなく分解ガスが燃えているということで、一度着火すると炎が着火源となりモノは燃え続ける。

未処理の杉板 着火まではわずか10数秒
未処理の杉板 着火まではわずか10数秒
ノンバーン炭化はしても炎を上げない
ノンバーン炭化はしても炎を上げない

製造工程

製造工程

\基準に満たない材は再処理/

薬剤の含浸

認定に合った薬剤と製法での薬剤処理。

  • 真空加圧含浸装置
    (釜)13.2m3・(バット)4.5m3
  • 浸漬プール
    【月産能力 20立法】
薬剤の含浸

中低温乾燥機

木材用乾燥機は、中低温で不燃木を乾燥させる画期的で理想的な乾燥機です。

中低温乾燥機

加工・仕上げ

各種木工機により、羽目板からルーバーなど、多様な形状と仕上げに対応します。

加工・仕上げ

納入例

コミュニティーセンター
コミュニティーセンター
某施設
某施設
某体育館
某体育館
レストラン
レストラン
某庁舎
某庁舎
某庁舎
某庁舎

白華現象

使用する環境によっては避けられない白華現象。その原因として、原材料である無垢材特有の調湿作用によるものだと考えられます。調湿作用により空気中の水分が板の表面に着き、それが乾いて結晶化するというのが一般的な解釈です。

多湿な環境下で、不燃木材の表面が結露状態に
↑多湿な環境下で、不燃木材の表面が結露状態に
結露は難燃薬剤と科学反応を起こし、白く結晶化する
↑結露は難燃薬剤と科学反応を起こし、白く結晶化する
  • ※薬剤は人体に害はありませんが、多湿に至らないようご配慮下さい。
  • ※調湿作用=吸湿性のある物体が置かれた環境の相対湿度の変化に応じて吸放湿し、環境の相対湿度変動を緩和する作用をいう。

認定一覧

不燃 認定番号

  • NM-1704:杉 12mm~50mm
  • NM-1701:桧 12mm~50mm
  • NM-1423:杉 18mm~150mm
  • NM-1423:桧 18mm~150mm
  • NM-1520:杉 18mm~300mm(塗装対応認定)
  • NM-2121:桧 18mm~150mm(塗装対応認定)

準不燃・難燃 認定番号

  • QM-0236:杉 10mm~50mm
  • QM-0531:杉 10mm~50mm(塗装対応認定)
  • QM-0437:桧 10mm~150mm
  • QM-0529:桧 10mm~150mm(塗装対応認定)
  • RM-0001:杉 15mm
  • RM-0036:杉 15mm(塗装対応認定)

※杉、桧 以外の樹種はご相談下さい。

※塗装される場合「白華抑制効果抜群2液ウレタン塗料」
ファイヤーブレイクF4をお使い下さい。
クリアーから着色迄豊富なカラーバリエーション!

認定一覧
認定一覧

不燃木材は個別認定のため、樹種、板厚、塗装の有無などの条件で取得する必要が有ります。